月10万円。
この金額を「積立に回せるかどうか」で、将来の資産額はまるで別物になります。
私自身、iDeCo+新NISAの合計で月10万円以上を積み立ててきましたが、
振り返ると 「このラインを守れたかどうか」 が、資産形成の分かれ道になったと感じています。
ただの“節約術”でも“投資テクニック”でもなく、未来の自由を作るための“最低限の防衛ライン”。
今回は、
なぜ月10万円積立が重要なのか、どうすれば守れるのか、守れなかった人は何に苦しむのか
リアルに解説します。また、
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月10万円積立が“未来の自由”を作る理由

私は、新NISAが始まった2024年から毎月10万円の投資信託(SP500とオルカン)への積立を行っています。
毎月10万円積立することにより一体どんな効果が生まれるのでしょうか。
資産形成の8割は「積立額」で決まるから
投資の結果を左右するのは、複利よりも“元本の大きさ”です。
| 積立期間 | 毎月5万円 | 毎月10万円 | 資産の差 |
| 5年(60ヶ月) | 約345万円 | 約690万円 | 約345万円の差 |
| 10年(120ヶ月) | 約776万円 | 約1,552万円 | 約776万円の差 |
| 約2,040万円の差 | 約2,040万円 | 約4,080万円 | 約2,040万円の |
上記の表の通り、5%の利回りでも、10万円積み立てる人と5万円の人では、20年後の資産差が数千万円レベルで開きます。
多くの会社員は年収の伸びが緩やかです。
だからこそ、“積立額の戦闘力”が未来にそのまま跳ね返ってきます。
10万円積立は“老後2,000万円問題”を逆に“余裕”に変える
毎月10万円を20年積み立てると、いくらになるのかシミュレーションしてみましょう。
10万円 × 20年 → 元本2,400万円
年利5%で運用 → 4,000万円以上に成長する可能性も
なんと、毎月10万円を20年積み立てると、「老後2,000万円問題」に怯えるどころか、逆にお金が余る側に回れるラインが月10万円積立なんです!

これで老後は困らない未来へ!
収入が増えても生活レベルを上げにくくなる
先取りで10万円を積立に回すと、
残ったお金で生活するスタイルが定着します。
収入が上がっても生活レベルが上がりにくくなるため、自然とお金が貯まる“貯蓄体質”が作られます。
これは月10万円を続けた人にしか分からない強みです!
毎月10万円積立を死守できる人・できない人の違い


毎月10万円積立の威力を知っていただいたところで、この積立を死守できる人・できない人にはどんな違いがあるのか解説します。
- 「先取り」で積立を自動化している
- 毎月の生活費から「余ったら投資しよう」と考えている
できる人は「先取り」で自動化している
成功している人の共通点は、
“考える前にお金を移動させる仕組み”を作っていることです。
- 給料日に自動引き落とし
- iDeCoで強制積立化
- 新NISAの自動積立
これだけで継続率は一気に上がります。
できない人は「余ったら投資しよう」と考える
毎月投資できない人は、
先取り投資と逆に「余ったら投資しよう」と考えている人です。
これはほぼ確実に失敗します。
なぜなら…
人は必ずお金を使い切る生き物だから。
積立よりも娯楽・交際費・欲しい物が優先されるため、「来月こそは…」が永遠に続きます。
メンタル的に“投資=生活の一部”になっているかどうか
10万円積立をできる人の特徴は、
“投資=節約”“投資=習慣”と考えられること。
歯磨きのように“やらないと気持ち悪い”域に入れば、継続は苦になりません。



毎月積立を習慣化することを目指そう!
毎月10万円を守れないとどうなる?(未来のシミュレーション)


毎月積立を続けられない人の人生には共通点があります。
- 5万円積立では老後までに資産差が数千万円つく
- 「本業がしんどい」と思った時に逃げ道がなくなる
- 精神的に余裕がなくなる
一つずつ解説します。
5万円積立では老後までに資産差が数千万円つく
例えば20年間の場合…
- 月5万円 → 約2,000万円
- 月10万円 → 約4,000万円
積立額が2倍でも、最終資産は2倍以上に膨らむのが複利の怖さ。
10万円積立は、資産形成の世界では“別ステージ”に入る数字となります。
もちろん、毎月数千円でも積立習慣がある人は素晴らしいです!
ぜひその人には、月数万円の投資額アップを目指して頑張ってもらいたいと思います。
「本業がしんどい→辞めたい」と思った時に逃げ道がなくなる
積立が少ないと、
- 嫌な仕事でも辞められない
- 配置転換に逆らえない
- 転職市場でも弱気になる
など、選択肢が奪われ続けます。
月10万円積立は、
“お金のために働く人生”を終わらせるための防衛ラインでもあるのです。



毎月10万円積立が、心の辞表届
精神的に余裕がなくなる
積立できない=貯金が貯まらない
→「働き続けないと生活できない」恐怖
→ 消耗型の人生に…
逆に積立を守れる人は、
何かあっても耐えられる“心のバッファ”が育ちます。
月10万円積立を“死守”するための具体策


ここからは、毎月10万円の積立投資を「死守」するための具体的な方法について解説します。
- 3つの固定費カット
- 副業で月1〜3万円上乗せする
- 年収が上がっても生活費を上げない
- 積立を増やす意識を持つ
固定費カットは3つだけでいい(家・通信・保険)
細かい節約は不要です。
多くの家庭で「浪費の8割」はこの3つ。
- 家賃・住宅費
- スマホ・Wi-Fi
- 不要な保険
ここだけ整えれば、月1〜3万円は簡単に浮いてきます。
浮いたお金を投資に回し、無駄な支出から将来への資産へ生まれ変わらせましょう!
具体的な節約法についてはこちらの記事をチェックしてみてください


副業で月1〜3万円上乗せすると安定する
副業ライター・ブログ・スキル販売など、月1〜3万円の副業収入は実は現実的なラインです。
この収入をそのまま積立枠に回せば、本業の負担も軽くなって継続しやすくなります。
もちろん、人にとっては本業が忙しく副業の暇がなかなか無いのが現実…。
なので、そのような人はまずは「節約」から意識して行っていきましょう。
副業についてはこちらの記事をチェックしてください




年収が上がっても生活費を上げない
収入が増えても支出は増やさない。
このシンプルなルールが最強です。
年収が増えた分はぜんぶ積立に回すだけで、資産の伸び方がとてつもなく早くなる。



ボーナスなども投資に回すとより資産形成の加速スピードが爆走。
インフレ時代は“積立を増やすほうが正解”
物価高の時代に弱い生活は、
“現金を持つほど貧しくなる生活”です。
しかし、インフレは逆に、物の価値が上がり、より資産運用スピードが加速していきます。
インフレ → 現金の価値が減る → 資産運用が強くなる
月10万円積立は、この時代に非常に理にかなった生存戦略となります。
私が10万円積立を続けて実感したこと


実際に毎月10万円の積立投資を行ってきて感じたことをまとめました。
昨今の株価の好調もあり、実は2025年に資産1,000万円を達成!
「これがR>Gの世界か!」と感動したのを強く感じています。
資産が増えるスピードが体感で変わる
50万円 → 100万円 → 300万円 → 500万円→1,000万円
と、増え方が指数関数的に大きくなります。
“え、もうこんなに増えた?”
という瞬間が、あなたにも必ず来るでしょう。
総資産1,000万円を達成方法についてはこちらの記事をチェックしてください


働き方の選択肢が増える
「もし嫌になったら辞めても良い」「少し休んでも大丈夫」
こう思えるだけで、仕事のストレスが激減しました。
65歳の定年まで働く未来は本当にしんどかったですが、後10年位でセミリタイアできるかもしれないと思えたことは、私に勇気と希望をもたらしてくれました。



お金は心の自由を作ってくれる。
副業のやる気が明確に保てる
積立があると、
副業収入がそのまま“未来の積み上げ”だと実感できて、
精神的に続けやすいです。
本業とは違い、不安定な収入ですが続ける意味を見いだせます。
毎月10万円積み立てで資産1億円を作れるか?


結論、毎月10万円の積み立てでも資産1億円は十分に狙えます。
長期で続けた場合、複利の力で資産が大きく育つからです。
積立の将来額は次の式で計算できます。


10年: 約1,550万円
20年: 約4,080万円
30年: 約9,950万円(ほぼ1億円)
年利5%なら、30年積立続けることでほぼ1億円を達成できます。
さらに、これを年利7%で運用すると、なんと
30年で、1億2,000万円超え!
S&P500の歴史的平均(約7〜10%)を考えると、1億円はさらに現実的になります!
- 毎月10万円 × 30年で 1億円に到達可能
- 複利の効果で積立額の差が“最終資産を何倍も変える”
- 10万円積立は、ごく普通の会社員でも「億」に手が届くライン
まとめ|月10万円積立は“未来を買う行動”
毎月10万円の積立は、長期で続ければ資産1億円も十分に狙えるラインです。
年利5%でも30年でほぼ1億円、7%なら1億円を超えるペースに到達します。
複利が効いてくる後半ほど資産がぐんと伸びるため、積立額の影響は非常に大きいです。
「毎月10万円」は、普通の会社員でも資産形成のステージを変えられる現実的な目標と言えます。
この記事を読んで、積立投資や新NISAに興味を持った人はぜひ、楽天証券で始めてみてください。
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