- エアコンの電気代を少しでも節約したい人
- 掃除しやすいサーキュレーターを探している人
- 一年中使える実用的な家電がほしい人
連日猛暑日が続き、室内で過ごすにはもはやエアコン必須が当たり前。
しかし、毎日長時間使い続けていると光熱費が気になるという人もいるでしょう。
そんな人におすすめしたいのが、
サーキュレーター!
特に私がおすすめしたいのが、
山善の洗えるサーキュレーターです。
この記事では、山善の洗えるサーキュレーターを実際に使用してみたレビューをリアルに解説していきます。
サーキュレーターに迷える人を救える記事となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
山善の洗えるサーキュレーターを選んだ理由

私が山善の洗えるサーキュレーターを選んだ理由は、以下の3つです。
- 締め切った部屋の空気を循環させたい
- お手入れが簡単なサーキュレーターが欲しい
- お手頃価格で部屋にあっても違和感ない可愛いデザインがいい!
こんな欲張りセットを叶えてくれたのが、山善の洗えるサーキュレーター。
理由を一つずつ解説していきます。
部屋干し・空気循環に欠かせないアイテム
今やサーキュレーターは、部屋の中の空気循環に欠かせないマストアイテムです。
そこで疑問となるのが、扇風機との違い。
表にまとめてみました。
比較項目 | サーキュレーター | 扇風機 |
風の特性 | 一方向に直線的で強い風 (遠くまで届く) | やわらかく広がる風 |
主な目的 | (冷暖房効率UP、換気、部屋干し) | 空気の循環涼をとる(人に直接風を当てる) |
音の大きさ | 機種によりやや大きめ | 比較的静か |
衣類乾燥への適性 | (風量調整や衣類乾燥モード搭載あり) | 高いあまり適していない |
価格帯 | 比較的リーズナブル〜高機能モデルまで幅広い | 同等の価格帯で、やや安価なモデルも多い |
結論として、人に風を当てたい場合は、扇風機。部屋の中の空気を動かしたい場合はサーキュレーターとなります。
サーキュレーターの特徴「一方向に直線的な強い風」を送ることで、部屋の空気の循環や部屋干しの作業効率をアップすることができるんですね。
羽根もカバーも丸洗いできて衛生的

「山善の洗えるサーキュレーター」は、その名の通りパーツを分解して水洗いできる点がポイント!
前面のカバーや羽根だけではなく、後ろのカバーも取り外せるため、隙間に入った埃を簡単に取り除くことができ、取り外せる部分は全て水洗いすることができます。
ほとんどのサーキュレーターは取り外せない構造になっていたり、前面は外せても背面は外せなかったりします。
しかし、本体モーター部分以外全て水洗いできる、「山善の洗えるサーキュレーター」は掃除時間を短縮でき、何よりも衛生的です!

サーキュレーターの上部に写真のような鍵マークがついており、前面のカバーを左へ回すだけで外れます。
取り外しと取り付けが簡単なので、分解してとりつけられなくなっちゃったというハプニングは起きません!
若干カバーを回し辛いので、台座の部分を足で挟んで固定してからカバーを回すのがおすすめです。
手頃な価格とシンプルなデザインも魅力

「山善の洗えるサーキュレーター」は、性能、大きさによって価格やモデルが違ってきます。
私が愛用しているのは、型番「YAR-DDW152」のシリーズ。
残念ながらこの型番は現在、廃盤となっておりますが、後継機として「YAR-DDW154」が出ています。
このモデルの特徴は、
- 全分解お掃除対応
- 上下左右首振り
- 5段階風量調節
- リズム、おやすみ運転
- タイマー機能
- 省エネ
これらの機能がついて、お値段はなんと5,980円!
本体サイズは 幅22.6×奥行21×高さ31.5cm、重量1.8kgで、18畳までのお部屋に対応します。
コンパクトサイズで持ち運びも簡単!
また、デザインもシンプルで、私は前面部分がブラックとなっている目玉のようなデザインに一目惚れして購入しました。
仕様詳細については、下記の表を参考にしてください。
項目 | 内容 |
モーター | DCモーター(静音・省エネ) |
羽根サイズ | 15cm・3枚羽根 |
本体サイズ | 幅22.6 × 奥行21 × 高さ31.5cm |
重量 | 約1.8kg |
畳数の目安 | 最大18畳 |
消費電力 | 約17W(50/60Hz) |
電気代目安 | 約0.5円/1時間あたり |
風量切替 | 5段階 |
モード | リズム風・おやすみモード・室温表示 |
首振り機能 | 上下左右 自動首振り(個別可) |
お手入れ | 工具不要で前後ガード・羽根を水洗い可 |
保証 | メーカー保証 1年間 |
実際に使って感じたメリット・デメリット
私が実際に使って感じた、メリット、デメリットを正直にレビューします。
総合的には、導入して大満足ですが、細かな気になるポイントもあります。
風量・静音性はどう?
このサーキュレーターは、「DCモーター」を採用しています。
DCモーターとは、直流電流で動作するモーターのこと。
特徴としては、風量を細かく調整でき、モーター音も小さいです。
DCモーターと対になっているのが、「ACモーター」
これは、交流電流で動作するため、風量が強く出る一方で消費電力やモーター音が大きくなってしまう欠点があります。
比較項目 | DCモーター | ACモーター |
モーターの特徴 | 直流電流(Direct Current)で動作 | 交流電流(Alternating Current)で動作 |
消費電力 | 少ない(省エネ) | 多め(やや電気代が高くなる) |
静音性 | 高い(静かに運転できる) | モーター音がやや大きめ |
価格帯 | やや高め(1万円前後〜) | 比較的安い(5,000円前後〜) |
重さ | 軽量モデルも多い | 構造がシンプルでやや重めのモデルもあり |
山善の洗えるサーキュレーターもDCモーター搭載モデルが主流で、省エネ&静音性に優れてるのが魅力です。
しかし、静音性に優れているとはいえ、風量を「3」以上にすると同じ部屋にいても存在感は出てきてしまいます。
モーター音は、人によっては気になってしまうかもしれません…。
ただ、私が使用しているタイプは旧モデルのため、静音性については改善していっていると思います。購入の際は、同じモデルを使用している人のレビューや感想も参考にしてみてください。
掃除がラクで、夏も冬も活躍
全てのパーツを取り外して丸洗いできる!
これは山善の洗えるサーキュレーターシリーズの大きなメリットになります。
部屋の中の空気を循環させるため、サーキュレーターの隙間に埃が蓄積してしまうのは避けられないこと。掃除用具で埃を取り除くにも、限界があります。それを丸洗いで全て解決できる気持ちよさ!
また、夏は冷房、冬は暖房の効率を上げることができるため、一年中重宝します。
首振り範囲や角度調整のしやすさ


左右方向に75度、上下方向に75度首振りが可能です。
また、上下だけ、左右だけ、上下左右両方へ選択して首振りも可能。首振りの途中で動きを止めることもできるため、自分が望んだ角度に固定することもできます。
18畳までの部屋の場合、十分な首振り範囲ではないでしょうか。
もし、360度首振りをしたい場合、同じ山善のサーキュレーターでよりワイドに首振りできるタイプもあります
このタイプなら、値段はほぼ変わらないまま360度首振りが可能となっています。
分解して丸洗いできる機能はそのまま。
風量調整はさらに8段階と細かに設定できるため、使用目的に合わせて調整可能です。
値段や気になるポイントは下記の表にまとめてみました。是非参考にしてみてください。
項目 | 内容 |
品名 | サーキュレーター 360度首振り YAR-CD20ES |
値段 | 6,499円(税込) |
大きさ | 幅25.5×奥行26.5×高さ35cm 重量2.2kg |
機能 | 360°自動首振り搭載 畳数目安:20畳まで |
おすすめの使い方とエアコンとのベストな配置
サーキュレーターのおすすめの使い方を紹介します。
エアコンとの位置関係や、首の角度などシーン別に解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
冷房時:エアコンの風を部屋全体に循環させるコツ

エアコンは部屋の上部に設置されているため、冷気は上から下へと流れます。
サーキュレーターは、エアコンの冷風が届く範囲に置いて、「エアコンの反対側の床付近」に向けて風を送るようにしましょう。
冷たい空気は重くて下に溜まりやすいため、サーキュレーターでその冷気をかき混ぜ、部屋全体に循環させるのがポイントです。
暖房時:足元に溜まる暖気を効率よく上げる配置

冬場にエアコンを使用する際は、部屋の「天井付近にある暖気」を床に向けて循環させるのがポイントです。
暖かい空気は上にたまりやすい性質があるため、サーキュレーターをエアコンの対角になるようにおき、天井方向に向けて斜め上へ風を送る使い方をすると良いでしょう。
サーキュレーターを置くことで、部屋全体の空気を撹拌して、天井に溜まった暖かい空気がゆるやかに降りてきます。
部屋干し時:洗濯物の乾きが段違いになる使い方

部屋干し時にサーキュレーターを使用すると洗濯物の表面の湿った空気を飛ばし、空気を対流させることで、乾燥スピードが格段に上がります。
風の当て方としては、洗濯物の真下 or 斜め下から風を送るのがベスト。
乾燥時間を短縮させることで、菌の繁殖を抑え、生乾き臭を予防することもできます。
どんな人におすすめ?

山善の洗えるサーキュレーターは、こんな人におすすめ。
- 掃除の手間を減らしたい人
- 1年中サーキュレーターを使いたい人
- エアコン効率を上げて電気代を節約したい人
一つずつ解説していきます。
掃除の手間を減らしたい人
なんと言っても、山善の洗えるサーキュレーターの推しポイントは、商品名にも入っている「洗える」ところ。
山善の公式YouTubeでも紹介していますが、このパッと外せてサッと洗えるのが、本当にストレスフリーです。
細かい掃除が苦手な人にももってこい。
掃除が簡単で、清潔に使えると部屋の中も綺麗な空気を保てますね。
1年中サーキュレーターを使いたい人
私は、一年中サーキュレーターを愛用しています。
そんな私からするとサーキュレーターは、扇風機のように季節によって出し入れするものではなく、もはや生活の必需品!
春夏秋冬の使い方を表にまとめてみました。
季節 | 使い方 | 得られる効果 |
春 | 花粉やほこりの滞留を防ぐ換気補助 | 空気清浄機と併用で◎ |
梅雨 | 部屋干しの乾燥サポート | 乾燥時間短縮/臭い対策 |
夏 | エアコンと併用して冷気を循環 | 電気代節約/部屋全体が涼しい |
秋 | 昼夜の寒暖差に対応した空気撹拌 | 快適な室温維持 |
冬 | 暖房の暖気を天井から床へ拡散 | 足元までぽかぽか/節電効果あり |
ポイントは、夏や冬以外での使い方。
部屋の空気を攪拌させることで、部屋の換気やカビ、ハウスダスト対策にも効果的です。また、洗濯物をほぼ部屋干しにしているためサーキュレーターは本当に重宝しています。
ほぼ毎日使用していますが、3年前に購入した「山善の洗えるサーキュレーター」は元気に稼働中です。
この性能で6,000円前後で買えるのは破格のお値段です。
エアコン効率を上げて電気代を節約したい人
エアコンとサーキュレーターのダブル使いで、電気代はむしろ上がるのでは? と疑問に思う人もいるでしょう。
しかし、サーキュレーターとのダブル使いのおかげで、夏場はエアコンの設定温度を高めに、冬場は低めにしても快適な温度で過ごすことができます。
サーキュレーターは、1日8時間の使用でおよそ4.2円(公式HPより)
1ヶ月使用しても126円です。
またエアコン使用時、冷房設定を28度とした場合、1日あたりの電気代はおよそ124円。
一方、設定温度を24度とした場合は、1日あたりおよそ297円となります。その差額はおよそ173円!
1ヶ月の差額では5,190円にも上ります。
(2025年平均電気料金31円/kWhで計算) | エアコン設定温度1日使用料 | 1ヶ月 | 差額 |
28度 | 124円 | 3,720円 | ー |
24度 | 297円 | 8,910円 | 5,190円 |
エアコン(28度)+サーキュレーター | 128.2円 (エアコン124円+サーキュレーター4.2円) | 3,846円 | 126円 |
一方、サーキュレーターを使用し、エアコンの設定温度を28度にした場合、1ヶ月の差額はおよそ126円!
圧倒的に、サーキュレーターを使用した方が安くすみます。
電気代を低く抑えたいのなら、サーキュレーターを取り入れる方がお得と言えるでしょう!
購入できるショップを紹介
山善の洗えるサーキュレーターをお得に購入できるショップを紹介します。
Amazonや楽天で購入可能!
Amazonや楽天市場から山善の洗えるサーキュレーターを購入できます。
購入タイミングによっては、ポイント還元を多くもらえたり、クーポンが使用可能です!
山善公式HPからの購入でクーポンを使おう
実は山善公式HPから購入することもできます!
また、時期によっては10%オフクーポンなど使用して安く購入することもできます。メーカー直売なので安心ですね。
山善公式サーキュレーターはこちら
まとめ|コスパ重視派にも◎な実用家電
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
サーキュレーターは、生活のQOLを上げるマストアイテムです。
ぜひ、山善の洗えるサーキュレーターを導入し、この夏を乗り切りましょう!
この記事を読んだ人は、こちらもおすすめです


