ネット銀行は、店舗に行かずスマホだけで振込や残高確認ができる便利な仕組みです。
私も「銀行に行かずに、スマホだけで簡単に管理したい」と思い、ネット銀行を使うようになりました。
いくつか試した結果、最も使いやすく、コスパが良かったのが楽天銀行です。
この記事では、なぜ楽天銀行がネット銀行の中で一番おすすめなのかを、他行との比較も交えながら解説します。
銀行選びで迷っている人や、副業用の口座を検討している人にも参考になる内容となっています。
楽天銀行とセットでおすすめなのは「楽天証券」 こちらの記事でチェック

ネット銀行が人気の理由と、選ぶときのポイント

若年者を中心に、ネット銀行の普及率が年々増加傾向にあります。
ネット銀行を選ばれる理由とポイントについて解説します。
なぜ今「ネット銀行」利用者が増えているのか
スマホ決済やネットショッピングが普及し、現金を使う機会が減っています。
その中で、ネット銀行は店舗を持たない分、コストが抑えられ、手数料が安く金利が高いのが特徴です。
さらにアプリ操作で振込や残高確認ができるため、忙しい人でも手軽に資産を管理できるのです。

このデータからも、①ゆうちょ銀行、②都市銀行、③地方銀行についで④インターネット専業銀行の利用が多いことが分かります。
ネット銀行を選ぶときに見るべき3つの項目
① 普通預金金利
メガバンクよりも高い金利を実現する銀行が多数。
代表的な店舗銀行であるゆうちょ銀行は0.2%、三菱東京UFJ銀行は0.2%に対し、楽天銀行は最大金利0.44%となっています。
② 振込・ATM手数料
無料回数が多いほど、無駄なコストを抑えられます。
店舗銀行だと振込やATMでの引き落としで手数料を取られることがほとんどですが、ネット銀行だと預り金や利用しているサービスなどによって振込にかかる手数料を無料に抑えることができるのです。
③ 連携できるサービス(証券・カードなど)
証券・クレカ・電子マネーなど、使うサービスが多いほど利便性が上がります。
楽天経済圏やSBI経済圏など、日常で使う金融サービス一つのグループ会社で統一することで高いポイント還元を受けられたり、サービスの利便性が上がったりします。
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楽天銀行が一番おすすめな3つの理由
私が「楽天銀行」を一番におすすめする理由はこの3つです。
- 普通預金金利が高い
- 手数料が安く、無料回数も多い
- 楽天経済圏との相性が最強
一つずつ解説します。
① 普通預金金利が高い(マネーブリッジで年0.28%へアップ)


楽天銀行の最大の魅力は、金利の高さです。
楽天証券と「マネーブリッジ」という連携設定をするだけで、普通預金の金利が0.28%にアップします。
さらに、給与・賞与・年金の受取や口座振替、デビットカード利用などボーナス金利を受けられる条件を満たすと最大+0.16%アップ。合わせると、最大年0.44%も金利を受け取ることができます。
メガバンクの約2倍の金利で、預けておくだけでも利息が増えるのは大きなメリット。
また、証券口座と自動で入出金が行われるため、投資資金の管理もスムーズです。
② 手数料が安く、無料回数も多い

他行振込やATM出金も、楽天銀行は無料回数が多いのが特徴です。
「ハッピープログラム」に登録すると、残高や取引回数に応じて最大月3回の他行振込無料が可能。
さらにATM利用料も無料回数が付き、主要コンビニ(セブン銀行・ローソンATMなど)で24時間使えます。
副業の報酬受け取りや経費振込にもとても便利です。
③ 楽天経済圏との相性が最強

楽天カード・楽天証券・楽天ペイなど、楽天サービスを使う人にとっては中心的な存在です。
楽天カードの引き落としを楽天銀行に設定するだけでSPU(スーパーポイントアッププログラム)対象となり、楽天市場での買い物ポイントがアップします。
「貯めて・使って・増やす」を一括でできるのが楽天銀行の強みです。
楽天経済圏についての詳細は、こちらの記事でチェックしてください

他のネット銀行と徹底比較

楽天銀行以外の代表的なネット銀行と比較しました。
比較した楽天銀行以外での代表的なネット銀行は、
- PayPay銀行
- 住信SBIネット銀行
- auじぶん銀行
一つずつ解説します。
PayPay銀行との違い
PayPay銀行はアプリが直感的で操作しやすく、PayPayとの連携が強みです。
ただし、普通預金の金利は預かり残高によって段階的に変化します。また、利息を受け取るか、 PayPayポイントで受け取るか選ぶことができ、最大年0.5%の金利をポイントで受け取ることができます。

しかし、この最大ポイント受取付与率を得るためには、29歳以下は100万円以上、30歳以上は200万円以上預ける必要があります。
また日常的に楽天経済圏を使う人なら、楽天銀行の方が総合的にお得になります。
・アプリの使いやすさはPayPay銀行が優勢
・ただし金利・ポイント還元は楽天銀行に軍配
住信SBIネット銀行(dNEOBANK)との違い
住信SBIは「SBI証券」との連携が優秀で、投資家に人気です。
ただ、金利は0.2%と店舗型の銀行と同水準であり、ポイント還元やEC連携が少なく、生活の中での“使いやすさ”は楽天銀行に劣ります。
資産形成を楽天で完結したい人には、楽天銀行が向いています。
・投資連携が得意だが、ポイント制度が弱い
・楽天経済圏を使うなら楽天銀行の方が効率的
auじぶん銀行との違い
auじぶん銀行はKDDI系のユーザーに特化しています。
au PAYや三菱UFJ eスマート証券を使う人にはメリットが大きいですが、楽天経済圏のような汎用性はありません。
楽天サービスを中心に使うなら、楽天銀行の方が圧倒的に便利です。
・auユーザー向けの設計が中心
・汎用性を求める人には楽天銀行が向いている
実際に使って感じたメリット・デメリット

楽天銀行を実際に使って感じたメリットとデメリットについて解説します。
結論を先に言うと、デメリットよりもメリットの方が大きいため、私は楽天銀行を使用することを強く推奨します。
楽天銀行のメリット
実際に使ってみると、楽天銀行はアプリ操作がとてもシンプルで、振込や残高確認がスムーズに行えます。
楽天カードや楽天証券との連携も自動でできるため、入出金やポイント管理がひとつの口座で完結します。
さらに、残高や取引回数に応じて楽天ポイントが貯まるのも嬉しいポイントです。
- アプリがシンプルで振込がすぐ終わる
- 楽天証券・楽天カード・楽天ペイと自動で連携できる
- 残高ステージに応じてポイントがもらえる
- 副業収入の入出金履歴が見やすい
楽天銀行のデメリット
深夜にシステムメンテナンスが入る時間帯があるため、急ぎの振込ができないことがあります。
また、アプリのデザインはやや古めで、人によっては使いにくく感じるかもしれません。
それでも、全体的な使いやすさとお得さを考えると、楽天銀行を選んでよかったと感じています。
- メンテナンス時間が深夜に多い
- スマホアプリのデザインが好みが分かれる
楽天銀行はこんな人におすすめ

楽天銀行は、楽天市場や楽天カードをよく使う人に特におすすめです。
楽天証券との連携で金利が上がり、投資を始めたい人にも向いています。
また、副業の入出金をまとめて管理したい人や、できるだけ手数料を抑えたい人にも便利です。
生活の中で楽天サービスをよく使うなら、メイン口座として選んで間違いありません。
- 楽天市場や楽天カードをよく使う人
- 副業の入出金をまとめて管理したい人
- 投資や資産運用をこれから始めたい人
- できるだけ無駄な手数料を減らしたい人
まとめ ネット銀行は楽天銀行が一番おすすめ!
楽天銀行は、金利・手数料・ポイント還元・利便性の4拍子が揃った最強ネット銀行です。
特に楽天サービスをよく使う人にとっては、連携のしやすさとお得さで他の銀行を圧倒しています。
ネット銀行で迷っているなら、楽天銀行を選んでおけば間違いなし。
楽天銀行に関するよくある質問(Q&A)
- 楽天銀行の口座開設にお金はかかりますか?
-
口座開設・維持費ともに無料です。スマホで本人確認が完結し、最短翌営業日で利用できます。
- 普通預金の金利はどれくらいですか?
-
通常は0.2%ですが、楽天証券と連携(マネーブリッジ設定)するだけで0.44%に上がります。
- 振込手数料はどのくらいかかりますか?
-
「ハッピープログラム」のステージによって異なりますが、最大で月3回まで他行振込が無料になります。
- 副業用の口座として使っても問題ありませんか?
-
もちろんOKです。入出金明細が見やすく、取引履歴のダウンロードも簡単なので、確定申告時の管理にも向いています。
- 楽天銀行のデメリットはありますか?
-
深夜のメンテナンス時間(主に0〜6時)に一部取引ができない点と、アプリデザインが好みで分かれる点です。それ以外は大きな不便を感じません。
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