2025年から副業ライターを始め、10ヶ月以上経ちました。
最初はかなり安くて安定しない報酬でしたが、大手家具ECサイトの記事執筆案件を獲得してからは安定的に仕事を受注でき月1万円以上の報酬を得ることができました。
しかし、それでも大手企業の案件だからと言って継続的に仕事を受注できる以上に厳しい問題がありました。
今回は、副業ライター1年目で経験したリアルな実体験を紹介します。
副業で稼いでいきたいと考えている人、私と同じ副業ライターで悩みを抱えている人の参考となれば幸いです。
また、このブログは、レンタルサーバー「ConoHaWING」と有料ワードプレステーマ「SWELL」で作成しています。
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副業ライターを10ヶ月以上続けて感じたリアル

始めたばかりの頃は、副業ライターについては全くの知識ゼロであったため、とにかく受けられる案件に応募していた日々。
10ヶ月以上経った今では、見える景色が180度違います。
- 最初の3ヶ月は完全に“修行期間”だった
- 案件ごとに求められるレベルが大きく違う
- ブログと両立するために時間管理が必須になった
一つずつ解説します。
最初の3ヶ月は完全に“修行期間”だった
副業ライターを始めた頃は、右も左もわからず、「本当にこれで合っているのかな…?」という不安と隣り合わせ。
特に最初の3ヶ月は、 修正が多かったり、文章ルールに戸惑ったり、納期に追われて自分のペースを掴めなかったり、
まさに“修行期間”という表現がぴったりでした。
しかし、その過程で少しずつ書くスピードが上がり、文章の癖にも気づけるようになって、仕事としての「ライティング」が形になっていった時期でもありました。
案件ごとに求められるレベルが大きく違う
10ヶ月以上続けて分かったのは、
案件によって求められる質が全然違う
ということ。
大手家具ECサイトの案件のように、 丁寧で高品質な文章が求められるものもあれば、比較的ライトに書ける案件もありました。
同じ“ライティング”という仕事でも、 必要なスキルや作業時間がまったく違う!
そのギャップに驚きながらも、 その分スキルアップには繋がっていきました。
ブログと両立するために時間管理が必須になった
副業ライターとブログを同時に進めるのは、想像以上に大変でした。
本業もある中で、
「今日はライティングに使う?ブログを書く?」
「どれくらい時間が残っている?」
と常にバランスを調整する必要がありました。
でもこの10ヶ月で、
“時間の使い方のクセ”
が目に見えて変わったのは確かです。
ブログ記事の量産ペースが上がったのも、 副業ライターで鍛えられたおかげだと思います。
副業ライターを10ヶ月以上やって後悔したこと

資産1億円を目指して本業に加え、副業を始めましたが、正直後悔したこともありました。
職場で本業をやって、家でも休まず副業をしていることに心がすり減ってしまうことも…
特に後悔したことはこの4つ
- 単価の低い案件に時間をかけすぎたこと
- 安定収入に依存して、スキルと合わない案件を続けたこと
- 営業をもっと早く始めればよかったこと
- 締切に追われて“楽しさ”を忘れたこと
一つずつ解説します。
単価の低い案件に時間をかけすぎた
副業ライターがやって後悔したこと1つ目は、
「単価の低い案件に時間をかけすぎた」です。
一番の後悔はここかもしれません。
副業を始めたばかりの頃は、
いくら単価が低くても「実績になるなら…」と思って続けていた時期がありました。
でも、案件によっては修正が多すぎたり、執筆→修正→投稿まで全部行う必要があったりして、
時給換算すると600〜800円台になることもありました…。
「もっと自分に合った案件を早く探しても良かったな」と思いました。
安定収入に依存して、スキルと合わない案件を続けた
副業ライターがやって後悔したこと2つ目は、
「安定収入に依存して、スキルと合わない案件を続けた」です。
大手家具ECサイト案件は、 経験としては本当に良いものでしたが、自分のスキルに対して単価が安く感じました。
しかし、「月に数本書けば収入になる」という安心感から、 少し無理して続けてしまった時期もあります。
気づいたら、
メンタルの負担>収入のメリット
になっていたのが本音です。
営業をもっと早く始めればよかったと思った
副業ライターがやって後悔したこと3つ目は、
「営業をもっと早く始めればよかったと思った」です。
これまでの経験があれば、もっと早い段階で文字単価1.5〜3円案件に挑戦しても良かったと思いました。
単価を上げるためには、「単価が低い案件を続ける」よりも、「条件の良い案件に応募する」方が現実的です。
「いつか単価がアップするかも」や「続けていけば評価してくれるかも」は、完全に受身マインドでした。
今後はこの反省を活かしていく予定です。
締切に追われて“楽しさ”を忘れた時期があった
副業ライターがやって後悔したこと4つ目は、
「締切に追われて楽しさを忘れたこと」です。
書くことが本来好きなのに、
締切が重なりすぎて、“作業としての文章”になってしまった瞬間がありました。
ブログを書く余裕もなくなって、自由を求めて副業を始めたのにより不自由を感じてしまい、本末転倒だな…と思いました。
これは大きな気づきです。
大手家具ECサイト案件で感じたメリット・デメリット

クラウドワークスで小さな作業案件を積み重ね、増えた実績のおかげで大手家具ECサイトでのライティング案件を受けることができました。
それにはもちろん、メリット、デメリットがあります。
- 文章力・構成力が一気に鍛えられた
- 手案件の実績が作れたのは大きい
- 修正量が多く、時給換算で割に合わなかった
- 作業内容が多い割に単価が伸びにくかった
一つずつ解説します。
【良かった点】文章力・構成力が一気に鍛えられた
良かったこと1つ目が、「文章力・構成力が一気に鍛えられた」です。
ここは本当に大きかったです。
主に、記事執筆には以下の5つのチェックがありました。
- 抽象表現の禁止
- 語尾の重複チェック
- 客観的な裏付け
- 文脈の自然さ
- 句読点の数までルール化
こんなチェックが厳しい案件、なかなかありません!
地獄の修正でしたが、おかげでブログの質が目に見えて上がった気がします。
【良かった点】大手案件の実績が作れたのは大きい
良かったこと2つ目が、「大手案件の実績が作れたこと」です。
これは今後の武器になります。
ライターとして「大手EC案件の経験あり」は強いですし、クラウドワークスのプロフィールにも胸を張って書けます。
これは本当に財産になったなと感じました。
【デメリット】修正量が多く、時給換算で割に合わなかった
デメリット1つ目が、「修正量が多くて時給換算で割に合わなかった」です。
質を求められる案件だからこそ、 修正量も多く、1本書くのに時間がかかりすぎました。
文章だけでなく、構成・投稿・細かい表現までチェックする必要があるため、
明らかに単価とのバランスが合わなかったと感じます。
【デメリット】作業内容が多い割に単価が伸びにくかった
デメリット2つ目が、「作業内容が多い割に単価が伸びにくい」です。
文字単価は0.8円。
月3本以上で単価1.0円にUPといっても、作業量を考えると割が悪かったです…。
「単価UPの条件が重すぎる」と感じてしまったのも事実。
辞めるか悩むほど負荷が大きくなった理由
実は、続けるほど修正が厳しくなり、精神的な負担も増えていきました。
「この労力、別の案件やブログに回した方が良いのでは?」
という疑問が大きくなり、卒業を意識するようになったのです。
副業ライターを続けて良かったこと

2025年から副業ライターを始めて、感じたメリットやデメリットなどありましたが、これまで続けて良かったと感じています。
それは、副業ブログを始めたからこそ感じる経験でもあります。
- 読まれる文章の型が身についた
- ブログの執筆スピードが明らかに上がった
- 継続収入がある安心感を得られた
- 書くことが「資産になる」と実感できた
一つずつ解説します。
読まれる文章の型が身についた
副業ライターを続けて良かったことの1つ目が、「読まれる文章の型が身についた」です。
読者のことを意識した構成や、 読みやすい文章の流れを自然と作れるようになりました。
ブログをやる上でこのスキルが身についたことは大きな財産です。
おかげで、「ブログが読みやすい!」という声が増えたのはこのおかげです。
ブログの執筆スピードが明らかに上がった
副業ライターを続けて良かったことの2つ目が、「ブログの執筆スピードが明らかに上がった」です。
以前は1記事に何時間もかかっていましたが、
今ではH2/H3を組むスピードも早くなり、本文の埋め方も迷わなくなりました。
実質、ブログの成長に直結した副業でした。
継続収入がある安心感を得られた
副業ライターを続けて良かったことの3つ目が、「継続収入がある安心感を得られた」です。
毎月確実に収入があるのはやっぱり大きかったです。
ブログは成長まで時間がかかるからこそ、心理的な安心にも繋がります。
ブログではまだまだ月1万円すら届きません…
書いたら確実に収益に繋がるのは、副業ライターならではの強みだと感じました。
書くことが「資産になる」と実感できた
副業ライターを続けて良かったことの4つ目が、「書くことが“資産になる”と実感できた」です。
10ヶ月以上続けて思ったのは、 文章力の積み上げは絶対に裏切らない、ということ。
これはブログでも副業でも一生使えるスキルです!
ライターになるためにスクールに通う人もいますが、私の場合はスクールなどの勉強はせずに、実際にクラウドワークスに登録し、案件を獲得して実践的にスキルを学んでいった形です。
これは人それぞれだと思いますが、習うより慣れろ! が一番の近道だと感じています。

高額のスクールは必要ありません!
10ヶ月以上続けて気づいた“向いてる人・向いてない人”


副業ライターを10ヶ月以上続けて気づいた向いている人はこちら。
- コツコツ作業を続けられる人は強い
- 修正に前向きな人ほど伸びる
- 長期目線で成長を楽しめるかどうか
逆に向いていない人は、この向いている人の逆の特徴を持つ人でさらに、
- 即金性だけ求める人は向いていない
この特徴がある人は、向いていないかもしれません。一つずつ解説します。
コツコツ作業を続けられる人は強い
副業ライターに向いている人の1つ目が、「コツコツ作業を続けられる人は強い」です。
派手さはないけれど、 毎日少しずつ積み上げることができれば確実に伸びます。
この継続力が、向いている人の特徴!
時には1日中座ってパソコン作業のため、コツコツ続けられる人は強いです。
修正に前向きな人ほど伸びる
副業ライターに向いている人の2つ目が、「修正に前向きな人ほど伸びる」です。
修正は嫌だけど、 “改善点が明確になるチャンス”でもあります。
これを受け入れられるかどうかが伸びる分岐点。
実は、私はこの部分が弱かったりします…。継続力や忍耐力には自信がありますが、人からの指摘を素直に受け止められない部分も…
修正に対し、真摯に向き合える人は本当に尊敬します。
長期目線で成長を楽しめるかどうか
副業ライターに向いている人の3つ目が、「長期目線で成長を楽しめるかどうか」です。
10ヶ月以上やってみて、ライティングは短期ではなく“長距離走”だと実感しました。
成果が出るまで時間がかかるけれど、 その過程を楽しめた人は強い!
これは当たり前ですが、経験年数が多ければ多いほど信頼が厚くなり、仕事を任せたいと思うのは当然のことです。
優良ライターになるためには、長期で楽しめるかどうかも大切なポイントです。
即金性だけ求める人は向いていない
これまで副業ライターに向いている人を紹介してきましたが、逆に向いてないという人は、これまで紹介してきた人の逆の性格の人だということは当たり前ですがもう一つ、
「即金性だけ求める人は向いていない」という特徴もあります。
実は副業ライターは、「すぐ稼ぎたい!」だけだと挫折しやすいです。
その理由は、初心者が文章力が伸びるまで、どうしても時間がかかってしまうから。
また、クラウドワークスに登録しても初心者は安い案件しか受けられないなどがあります。
高い報酬を得られるようになるまでは、どうしても時間がかかってしまいます。
今後の働き方と大手家具ECサイト案件をどうするか


大手家具ECサイトの案件は、大きな学びをくれた一方で、負担とのバランスが難しくなってきてしまいました。
ChatGPTと相談し、今のスキルなら、もっと条件の良い案件にも挑戦できると感じています。
これからはブログに力を入れつつ、ライティングは無理なく続けられる範囲に絞る予定です。
大手案件は“実績として活かしながら卒業”し、自分の働き方に合うスタイルへ切り替えていきます。
- 大手案件は卒業
- これまでの経験を元にポートフォリオをまとめ直す
- 単価の高い案件に応募
- 副業ブログにも一層力を入れていく
まとめ|副業ライターを10ヶ月以上続けて得たものは大きかった
副業ライターを10ヶ月以上続けてみて、後悔したこともあったけれど、得られた経験と成長はそれ以上に大きかったです。
大手家具ECサイト案件で鍛えられた文章力は、これからのブログ運営にも確実に活きてきます。
単価や負担を見直したことで、自分に合った働き方を選べるようになったのも大きな収穫!
これからは、ブログに軸足を置きつつ、無理のない範囲でライティングも続けていきたいと考えます。自分のペースで“長く続けられる副業スタイル”を作っていくことが、今の私の目標です。
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