- 副業を始めてから本業とのバランスに悩んでいる人
- 仕事と副業を両立するための工夫や考え方を知りたい人
- 副業を続けるモチベーションが下がってきている人
副業を始めて、6ヶ月経ちました。
きっと三日坊主で続かないだろうな、と思っていた自分には驚くべき継続力です。
副業を長く続けるためには、本業とのバランスや計画性が肝です。
今回は、副業を始めて半年以上続いた私の副業と本業、そのバランスと継続する秘訣について解説していきます。
副業を始めて変わった、毎日の過ごし方

副業を始めて大きく変わったのは、生活習慣です。
これまでは、平日は残業をして帰ってきたら趣味の時間としてダラダラ過ごす。休日は朝からダラダラ過ごす──そんな生活が副業という勤労に180°変わりました。
気づけば副業が“生活の中心”に?
毎日決められている仕事がある本業とは違い、副業は自分で営業をして案件を獲得し、収益を得るために仕事をやり続けるしかありません。
改めて毎月まとまった給料をもらえる本業の有り難さを実感しつつ、副業収益を得るためにいかに副業にコミットできる時間を作るかを考えるようになりました。
残業することに抵抗はありませんでしたが、なるべく定時で帰れるようにやりくりをし、休日は副業に全力投球。
気が付けば、副業がすっかり生活の中心になっていました。
仕事の同僚から「休日って何しているの?」と不意にされた質問に、「えっと…YouTube見てます…」としか嘘の返答できなかった時、改めて私の休日は副業漬けなんだと痛感しました。
時間のやりくりで最初に削られたもの
1日の時間は24時間と有限です。
これまでの生活から時間を捻出し、副業に充てるために何かしていた時間を置き換えねばなりません。
私がまず削ったものは、ダラダラと過ごしていた趣味の時間です。
平日の本業から帰ってきてから寝るまでのフリータイム。休日のアニメや漫画など趣味に充てていた時間。
しかし、趣味の時間をすべて副業に充てた結果、私の人生のQOLは激減しました…。
一時期、なんのために生きているのか分からなくなり、発狂しかけたことがあります。
自分で言うのもあれですが、趣味の時間って大切です。
体調や集中力、本業への影響は?
副業について、「そんなに仕事ばかりで体調悪くならない?」と心配する人もいるでしょう。
しかし、副業を始めて半年が経過しましたが、私は一度も体調不良で本業を休んだことがありません。
むしろ、限られた時間で本業をこなし、副業をするために集中力を持って本業に取り組むようになりました。
副業のせいで本業が疎かになることは、絶対に嫌だったのです。
私自身、副業をやっていることは周りに公表していませんが、万が一バレた時「ああ、副業のせいで本業が適当になっていたんだ」と思われたくありません!
また、副業を始めるにあたって、私が絶対に削らないと決めている時間があります。
それは、睡眠時間です。
自分のパフォーマンスが最大限に発揮されるためには、十分な睡眠時間が必要不可欠。
睡眠時間を削ることは、体調やメンタル不調の原因、大病へのリスクなど自分の寿命を縮める自殺行為に等しいと考えます。
健やかな心身は十分な睡眠から生まれます。これは私の鉄則です。
副業における本業への影響をまとめた内容はこちらの記事を参考にしてください

「これ以上は無理かも…」と感じた瞬間

先述したように、趣味の時間を副業へ転換したことで、私の人生のQOLはだだ下がりしました。
副業を軌道に乗せるためには、ある程度の犠牲を払って全力コミットすることが大切──そう頭で理解していても、正直辛い、アニメ観たいと思ったことは何度もあります。
キラキラした副業生活とは違う、ギチギチに張り詰められた副業地獄…。
副業のしんどさを赤裸々に告白します。
副業に振り回されていた時期
私が一番しんどいと思っていた時期は、副業を始めて2〜3ヶ月目あたりです。
クラウドワークスでの案件を獲得し、このブログを立ち上げ始めた時。
クラウドワークスでは、実績を積むために時給に見合わない安価な案件を受け、ブログを始めるために設定や記事を書く──正直、どっちかに集中した方がいいのではと感じていました。
しかし、ブログはWebライターとは違い、最初は記事を書いても収入はほぼゼロ。
ならばWebライターの仕事で副業収益を得つつ、技術と信頼貯金を身につけ、数年後にはブログで月5万円を安定して稼げるようになっていようと考えたのです。
しかし、この二足の草鞋は想像以上に大変!
Webライターの締め切りとブログの定期更新に、私の生活は振り回されていました。
副業初期は「やれること全部やろう」と思いがちですが、最初から全力疾走すると燃え尽きやすいので注意が必要です。
本業でのパフォーマンス低下を実感
本業を疎かにしないと先述しましたが、それでも本業へは多少の負の影響もあります。
これまで休日に本業の勉学や自己学習を行っていたのですが、その時間を確保することが難しくなってきました。
また、本業の合間に副業のことについてついつい考えてしまうことも。
これでは、多少なりとも本業に影響してしまっていると言わざるを得ません。
周囲に言えなかったしんどさとは
副業をする上で、一番大切なことはなんだと思いますか?
それは、決して誰にも言わないことです。
もちろんそれは、副業禁止で働いている会社だからという理由もありますが、例え副業OKの会社でも、言わない方が賢明です。
副業を周りに言わないことは、逆にその悩みを誰にも打ち明けられないということです。
人は話をすることでストレス発散することもあります。友人や仲の良い同僚に「実はさー」と副業の悩みについて語りたくなりますが、それは絶対にNG行為。
この周囲に言えないしんどさやもどかしさは、副業をやっている人のあるあるなのではないでしょうか。
副業を周りに言わない方がいい理由やバレずに副業をする方法についてはこちらの記事を読んでください

バランスを保つために意識していること

さて、これまでの副業しんどいあるあるを共有してきましたが、
ここからは、副業と本業や日常生活と適度なバランスを保つためにおすすめな方法を紹介します。
私が、本業と副業とのバランスを保つために意識していることはこの3つです。
- 副業を「やる時間」から「やれる時間」へ
- 「やらない日」をつくって心に余白を
- 本業と副業の“優先順位”の決め方
一つずつ解説していきます。
副業を「やる時間」から「やれる時間」へ
副業を「やる時間」と捉えてしまうと、必ずその時間に副業をしなければならないと考えてしまいます。
もちろん、この時間を副業に充てる!時間を作ることは大切ですが、そればかりだと副業しかやってはいけないと自分を追い込むことに。
なので副業を「やる時間」から「やれる時間」と考えてみてはいかがでしょうか。
「やれる時間」なら、副業をやってもいいし、他のことにも時間を使えるという心の余裕が生まれます。
自分で自分を追い込まない──副業を長く続けていくには、心のゆとりも大切です。
「やらない日」をつくって心に余白を
副業を続けていると「休日」という概念が無くなりがちです。
1日でも疎かにすると、作業が滞り記事の提出やブログ更新が途絶えてしまうという恐怖があります。
しかし、ある程度副業のリズムが整ったのなら、思い切って「やらない日」を作ってみてはどうでしょう。
副業から離れ、好きなことや大切な家族と過ごす──それだけで心に余白が生まれます。
むしろ、この心の余白を得るために、副業をして資産を築き、自由な未来を掴み取ろうとしていたのではないでしょうか。
なのに副業ばかりで自由が制限されてしまうのは本末転倒です。
たまには、心と体の休息日として副業をやらない日というのを作るのもおすすめです。
本業と副業の“優先順位”の決め方
本業と副業、どちらを優先させるべきか曖昧になっている人が多いかもしれませんが、ここはしっかり自分の軸を決めておく必要があります。
私の場合の優先順位は、「本業>副業」
これは単純に本業の方が副業よりも収入があり、安定しているからという理由だけではありません。
これまで本業で培った信頼関係、社会に対する貢献度、自分の会社での立場──色んな要素から総合的に判断し、今は本業を優先すべきと決めています。
これは人によって判断が分かれる部分です。
なので、自分がどちらを優先させたいかしっかりと己に問い、答えを出してみてください。
副業と本業、どちらも続けていくために
私は、資産1億円というデッカい野望を叶えるためには、「本業×副業」が何よりも大切だと考えています。
どちらも続けていくために、副業を始めて半年経った今、改めてこの記事を書くことで自分の中で副業というものを見直すきっかけになりました。
「稼ぐ」だけじゃない副業の意味
副業は、ただ単純に「お金を稼ぐ」だけではないさまざまな副事物があります。
本業以外のスキルが身に付いたり、時間管理術を取得したりなど。
本業だけでは知り得なかった知識や経験を得ることができ、自分の世界の選択肢が広がっていくような感覚です。
また、本業以外でも稼ぐ術を身に付けることで、リストラや予期せぬ退職のリスクヘッジにもなります。
私は、本業で嫌なことや理不尽なことがあった時、心の中で辞表カードを切る妄想ができるようになり、心に余裕が生まれました。
自分に合ったスタイルを見つけるまで
私は今のスタイルに落ち着くまで、半年ほど時間がかかりました。
それまではガムシャラに副業をやり、心が疲弊する時もありましたが、この経験によって自分の限界というものを知ることができました。
自分にあったスタイルが見つかるまでは、一度副業へ全力で取り組む必要があるでしょう。
取り組んだ先に、あなただけのスタイルがきっと見つかるはずです。
「やめる」選択肢も持っていていい
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
本業と副業のバランスについて解説してきました。
本業×副業の威力に上手く嵌れば爆発的に資産を増やすことができます。しかし、心や体が疲弊してしまう、副業が本業収益を上回った、目標の資産額に到達したなど、いつかこのバランスが取れなくなる日が来るかもしれません。
その時は、思い切って「やめる」というのも選択肢に入ってくるでしょう。
今のスタイルに疑問を持ったら、いつでも「やめる」というカードを選んでいいのです。
大切なことは、その選択肢を持つということです。
自分の中で色んな選択肢カードを増やしていき、このリアルデュエル世界を生き抜いていきましょう!
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