- 30代で資産1000万円を目指している人
- 本業+副業+投資で資産形成を考えている人
- 節約や家計管理を見直して貯蓄を増やしたい人
NISAで投資を始めてから4年。遂に、総資産1億円という目標の10分の1、
資産1,000万円を達成しました!
節約、投資に励み、2025年3月からは副業も始めてようやく辿り着いた資産1,000万円。
投資を始める前は、資産1,000万円貯めるのは定年退職するまで無理だと思っていました。
しかし、投資──ひいては「複利」という言葉を知ってから、私の意識は一変。
家計の見直しと節約、そして投資を始め、ようやく1億円という目標の足元に辿り着きました。
この記事では全くの投資初心者だった副業戦士ヤマダが、資産1,000万円貯めるまでにやってきた習慣を紹介します。
この習慣をやっていけば、資産1,000万円は再現性のある実現可能な資産目標となります。
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資産1,000万円を達成!30代で到達した背景

資産1,000万円を達成できた要因として、本業を積み上げて節約、投資を行い、さらに今の株高の追い風を受けた影響だと思っています。
私自身、本業は平均より少し高い金額(サラリーマン平均年収約 530万円)で、副業も始めたばかりなのでまだまだ実績もありません。
どこにでもいる平均的なサラリーマンの収入で30代で1,000万円貯めることができたので、自分の背景と比較し参考にしてみてください。
本業(医療職)の収入と生活水準
私の本業は、地方の病院で働く医療技術者です。
年収はおよそ590万円。手取り額はおよそ460万円です。(2025年9月時点)
昨年から一般職から係長へ昇進できたため、30代前半としては少し高い水準の給与をいただけていると思います。
しかし、年収が上がってもそれと比例して社会保険料が高くなる…税金で100万円以上引かれている現実に、源泉徴収票を見る度に喉の奥がヒュッとなります。
副業(ブログ・ライティング)での積み上げ
2025年3月からはライティング副業を始めました。
最初は手探りで始めたライティング副業ですが、今では月1万円以上継続的に収益を得ることができています。
そして5月からこのブログの運営も開始し、コツコツと週3記事更新を続けています。
しかし残念ながらブログ収益は未だ0円…
初期投資を行った赤字をまだ取り戻せていないので、副業収益はこの資産には含まれていません。

株高や投資環境の追い風
資産のほとんどがNISAに投資した投資信託の株高のおかげです。
2025年に入ってからトランプ関税の影響で株価が暴落すると噂されていましたが、今はその噂はどこ吹く風。
2025年9月14日現在では、脅威の+23.45%!
トータルリターンも100万円以上あります。

これが投資信託の恩恵かと小躍りしたくなる一方、いずれ暴落が来て平均利回り5~10%になるのだと思います。
資産1,000万円を達成するまでにやったこと
将来の不安から節約、投資に目覚めた副業戦士ヤマダが、資産1,000万円を達成するためにやったことはこの3つです。
- 家計簿アプリで毎月の支出管理(Money Forward活用)
- 家計の見直しで要らない支出を削る
- iDeCo・新NISAをフル活用して毎月積立投資
一つずつ解説していきます。
家計簿アプリで毎月の支出管理(Money Forward活用)

私は、マネーフォワード光を契約しており、「マネーフォワードME」という家計簿アプリで毎月の支出を管理しています。
この支出の見える化により、今月いくら貯蓄することができたのか、無駄な支出はなかったか、収入や資産推移はどのようになっているかを把握しています。
無料のスプレッドシートで、家計簿をつけることもできますが、マネーフォワードMEなどの家計簿アプリは、アプリとクレジットカードや口座を連携するだけで自動で家計簿を付けてくれる便利なアイテムです。
無料でも利用できますが、連結登録できる口座やカードが3つまでしかできないので、ストレスなく使用するためにここはお金をかけても良いと判断しました。
かなり快適に利用できるため、気になった人は下のリンクから公式サイトへ
家計の見直しで要らない支出を削る
支出を見える化したことで、固定費である通信費を見直し、不要なサブスク費の解約、コンビニなどの無駄使いの削減に繋がりました。
一つ一つは小さい金額でも積み上がれば痛い出費となっていたことを知ることができました。
そのおかげで、毎月の貯金額が少しずつ増えていき、今年はほぼ黒字化することができています。

イデコ・積立NISAをフル活用して毎月積立投資
イデコや積立NISAなど非課税制度を全力フル活用して、イデコは毎月23,000円、積立NISAは毎月10万円を入金して運用しています。
これまでしっかり家計簿を付けて、支出の見える化、家計の見直しを行ったことで毎月12万3,000円ものお金を積み立てられているのだと思います。
今資産1,000万円達成できたのは、積立NISAとイデコ、どちらもやっているお陰だと痛感します。
資産1,000万円のポートフォリオ内訳

資産1,000万円のポートフォリオはこの通り。
資産区分 | 金額(円) | 割合 |
投資信託(NISA) | 6,542,634 | 65.2% |
預金・現金 | 2,453,886 | 24.5% |
年金(イデコ) | 1,029,734 | 10.3% |
ポイント | 7,143 | 0.1% |
総資産 | 10,033,397 |
それぞれの区分の割合について解説します。
投資信託・株式の割合
資産区分 | 金額 | 割合 |
投資信託(NISA) | 6,542,634 | 65.2% |
2022年から旧積立NISAでの毎月33,333円の積立、2024年からは新NISAでの毎月10万円の積立を行ってきました。
また、月の定額積立以外でも、賞与があった際にはスポット購入として成長投資枠で投資信託を購入しています。
購入しているのは、主にS&P500(楽天S&P含む)と全世界株式(楽天オルカン含む)です。
昨今の株高のおかげで含み益を入れて650万円以上になりました。さらにこれが複利の影響で膨れ上がっていくと考えるとますます種銭を突っ込みたくなりますね。
この金額が今後上がっていくのか下がってしまうのかは分かりませんが、次の目標は投資信託で1,000万円を達成することです!

現金・預金の割合
資産区分 | 金額 | 割合 |
預金・現金 | 2,453,886 | 24.5% |
現金の割合はおよそ24%ほどです。これには生活防衛資金も含まれます。
投資を始めたばかりの頃は、ある程度まとまった金額は現金として保有しておきたいと思っていましたが、最近はもう少し現金比率を少なくして投資信託に回しても良いかなと考えています。
生活防衛資金は家族構成やその人の価値観により変動するため、一概にいくらあれば安心というものではありません。
以前は現金で300万円ないと不安でしたが、今では200万前後でも大丈夫かなと思えてきました。
投資に慣れていない人や家族がいる人は、最初は現金を厚く持っておくことをおすすめします。
投資も最初は少額から行い、徐々に投資額を増やして投資に慣れておけば、万が一大暴落が来ても狼狽売りするしてしまうことを防ぐことができます。
ふるさと納税やイデコなど節税の効果
資産区分 | 金額 | 割合 |
年金(イデコ) | 1,029,734 | 10.3% |
払うはずだった税金を前払いして返礼品として日用品を買ったり、掛金が全額控除されて節税になったりと、ふるさと納税やイデコの仕組みを積極的に受け取ってきました。
ふるさと納税やイデコにより、浮いた税金を投資に回すことで節税できるだけではなく、さらにそのお金が資産を運んでくれます。
まさに、節税できた額面以上に恩恵を得ることができるのです。


副業の収入が資産形成に与えた影響

2025年3月からwebライティング副業とブログ運営を行ってきました。
副業一年目のため、副業収入があっても自己投資にかかった経費を引くと赤字になってしまい、正直、副業収入はまだ資産形成のプラスになっていません。
それでも、副業を始めたことで、本業以外にもお金を稼ぐ方法や得たスキルが何よりも自己実現や自信へと繋がっています。
Webライティングでの収入と実績
現在までのWebライティングでの収支はこちら。
期間 | 収入 | 支出 | 収支 |
2025年3月〜8月 | 69,057円 | 163,999円 | -94,942円 |
なんとか月1万円以上の収益を得ることができていますが、現状まだまだ赤字分を黒字化できていません。
今年の副業目標は、この収支を1円でも黒字化すること。
今年は副業を始めただけでも大きな一歩だと思っています。

ブログ運営と収益化への挑戦
2025年5月からWebライティングと並行してブログを開設、週3記事を投稿してきました。
合計で50記事以上投稿できましたが、残念ながらPV数は伸び悩み、収益は未だ0円です。
ブログは時間がかかると聞いてはいましたが、ただ記事を積み上げるだけでは収益に繋がらないのだと痛感しました。
今後の目標は、Googleアドセンス承認と、0→1を達成すること。
種から木を育てるように、どっしりと構え長期運用を続けていきます。

副業を通じて得たスキルと気づき
副業を始めて得られたものは、本業以外のスキルと本業以外の選択肢があるという気づきです。
これまで働いてお金を得るためには、会社という組織に所属して給料を得る方法しかないと思っていました。
しかし、今はパソコン1つで自分のスキルを売り込み、仕事を得るクラウドワークスだったり、YouTubeなどのスキルを学べる環境があります。
この気づきは本当に私の心を軽くしました。
むしろこの気づきは、お金以上に価値ある私の実経験です。
万が一、大暴落がきて会社がクビになっても、今の私ならたくましく生きていくことができそうです。
資産1,000万円を達成して感じたこと

資産1,000万円を達成したことで得られたことは、1000万円という資産の重みよりも、精神的余裕と将来への不安の軽減です。
精神的な余裕と将来への安心感
資産1,000万円があれば、万が一、明日急に本業をクビになっても、すぐに仕事を探さなきゃと不安になることも、将来への漠然とした不安も和らぎます。
まさに資産1,000万円という精神安定剤です。
また、この資産を築くまで行ってきた節約や投資、副業などのさまざまなノウハウが、社会に蔓延る詐欺や偽の儲け話、ぼったくり保険への勧誘などから自分自身を守る術になっています。
投資を始める頃に感じていた将来への漠然とした不安というものが、今はほとんど感じなくなり、むしろ将来への夢や希望が見えてきました。
「ゴールではなく通過点」という意識
資産1,000万円は私にとって、ようやく金持ちへのスタートラインに立ったという感覚です。
むしろここからが本番。
資産1,000万円を貯めたからと言って財布の紐を緩めることなく、次の目標に向け挑んでいきたいです。
次の目標(1500万、2000万、1億円)へのステップ
次の目標は投資信託だけで種銭1,000万円を貯めること。次に資産1,500万円、2,000万円と徐々にステップアップしていこうと思います。
ゴールはもちろん、資産1億円!
いつか会社員という不自由から自由になるためにも、このブログで経過を発信していきたいと思います。
まとめ【資産1000万円は誰でも目指せる】
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
私が資産1,000万円を築けたのは、「本業収入+副業+積立投資」というシンプルな組み合わせをコツコツ続けてきたからです。30代というタイミングで資産1,000万円を達成できたことは大きな自信になり、今後の資産形成の土台になりました。
節約でお金を守り、本業と副業で稼ぐ力を高め、投資で増やす。
この地道な方法こそ、誰にでも再現可能な資産形成の王道だと思います。
「30代で資産1,000万円を達成したい」「副業や投資を組み合わせて資産形成を進めたい」と考えている人は、ぜひ今日から一歩を踏み出してみませんか?
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